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このウェブサイトは、新しい免疫学についての解説をご紹介していきます。みなさまが免疫学を理解して、生活に取り入れることにより、さらに健康で豊かな生活を実現できれば幸いです。さっそく、新しい考えを提唱したいと思います。
本質的に「健康とは体が温かいこと」なのですが、体を4℃くらい冷やした所で働く生体反応もあったことを知ったのは驚きでした。2008年1月10日の夜中に気づいたことです。
私たちは、20億年前に「解糖系生命体」として生きていました。酸素の無い世界で、解糖系によってエネルギーを得て、分裂をくり返しながら生きていたのです。しかし、シアノバクテリアの出現で、大気中には酸素が放出されていました。このため、私たちの先祖細胞は生きづらくなっていたのです。
そこへ、酸素の大好きな「ミトコンドリア生命体」が出現し、ついには私たちの先祖細胞に合体したのです。真核細胞の出現はこうして起こったため、今の私たちも、2つのエネルギー生成系を持つ、不思議な生き物になっています。
解糖系でつくられたエネルギーは、瞬発力と分裂に使われています。ミトコンドリア系でつくられたエネルギーは、持続力に使われています。そして、前者は冷えと酸素不足で活性化し、後者は温かさと酸素で活性化します。粘り強く安定して生き続ける私たちの長い人生を考えると、ミトコンドリア系の大切さがわかります。深い呼吸とからだの温かさが長寿の大切な要素です。
しかし、子供時代のことや、危機に直面したときのことを考えると、解糖系の大切さも見えてきます。子供の成長を促すには、ときどき寒さにさらされる必要もありそうです。重大な危機に直面して、これを乗り切るには瞬発力が必要です。顔は青ざめ、息を殺して、瞬発力を得て、危険から逃れることができます。
2008.11.6
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